「地域子どもくらし保健室」プロジェクトの研修会に参加しました。
講師は、TV番組でも紹介された事のある”赤はな先生 あかはなそえじ”の副島賢和氏です。
氏の、公立小学校教員と、現在の院内学級での経験を基に、病気を抱えた子どもの内面をどう捉え、どう対応していくかという研修内容でした。
院内学級で接するお子さんは、病気を抱えて入院し、その間、病院内にある教育学習施設で、子どもにとって当たり前である学びの機会を得ます。
しかし、その心は、勉強や友達や学校のこと、それを含めての今とこれからの不安を持っています。「マイナスの感情」です。受け手にとってマイナスであり、対応に困るでしょうが、子ども達の感情そのものなのです。
「あなたは、あなたのままでいいよ。」と、子どもをそのまま受け入れ、少しでも支えになるように、そしてその子どもの仲間になれるようになりたいです。
訪問看護ステーションおれんじ 青野寛


